子どもと一緒に葬儀に参列することになったけど…子どもに何を着せればいいの?!!
わざわざこの葬儀のためだけに、子ども用フォーマルウェアを買わなきゃダメ?
そんな疑問を持つあなたへ…
実際に式場で長年見てきている現役葬儀司会者がお伝えします!

大人は礼服を用意していることが多いけど
子どもはすぐサイズが変わるから…
折角買っても、すぐサイズアウトしそう…



制服やフォーマルウェアが無ければ
レンタルもありますよ!
実は手持ちの服でも大丈夫!
お葬式に子どもと参列するかお悩みの方は↓こちらもどうぞ!


葬儀司会者が 今まで見てきた子どもたちの服装
幼稚園や学校の制服があれば、それを着れば解決!なのですが…


指定の制服がないときは悩みますよね。
中部地方の片田舎だと、未就学児~小学生は制服が無いことが多いです。


ちょうど卒園・入学シーズンが重なり 手元に落ち着いた色のフォーマルウェアがあれば、それでも大丈夫です!
子どもの服装について検索すると、こんな風に出てくることが多いです。
「男の子はスーツ、女の子はワンピースやブラックフォーマルが一般的」
「靴は黒色のフォーマルシューズを選びましょう」
間違いではないですし理想的ではあるのですが…実際に式場で立ち会っている私の感想は、



制服での参列がダントツに多いけど
しっかりフォーマル服を着てる子どもは…
たまに見かける程度だよ??
(個人の感想です)
成長する子どものスーツやブラックフォーマルを購入して用意するのは経済的にもキツイですよね。
ちなみに乳幼児の場合は白やベージュ・パステル系など、明るくシンプル&清潔感がある服装の傾向が強いですね。



私のオススメは「普段着で間に合わせる」です!
1. 購入する
もちろん購入できれば一番良いのですが、少数派になる理由は…
- 日程が近いため、服を買いに行く時間の余裕がない
- 子どもが成長したらサイズアウトするから長年着られずコスパが悪い
葬儀日程に余裕がある場合は、子どものフォーマルウェアを購入しに行く方もいるようです。
子どもにフォーマルの場での装いを教えるのには、丁度良い機会になると思いますよ。
2. 貸衣装(レンタル)
ご遺族が依頼している葬儀社や互助会などを通して相談すると、有料で手配してくれます。
レンタルは購入するより圧倒的にお得でコスパ◎
必要になったそのときに、今の子どものサイズに合わせて借りられます。
反面、ちょうどいいサイズや気に入ったデザインが必ず用意できるとは限らないデメリットも。



あと子供服に限らずYシャツやブラウス、靴下など
直接肌に触れて汚れやすいものは
別途購入しなければならないことが多いです!
葬儀日程が近すぎると そもそもご用意が難しいケースもあるので、
なるべく早めにレンタルの手配をしましょう。
3. 普段着で間に合わせる(オススメ!)
私のイチオシ「手持ちの服でそれっぽく揃える」!
- 今の手持ちからチョイスするので、サイズは勿論ピッタリ!
- 経済的な負担が少ない
これは私の体感なのですが…
子どもの参列服は、お葬式では大人と比べて
しっかりバッチリ決めなくても多少は許される雰囲気を感じます。
結婚式と違って、お葬式は急な日程になることが多いからかもしれませんね。



でも…その手持ちの服の中から、どんな感じの服を選べばいいの?



確かに何でも良いわけじゃないですよ!
実際に式場で参列する子どもたちを沢山見てきていますから
実例を思い出しながらアドバイスしますね!
服の選び方・注意点などを具体的にご紹介しますね。
お葬式に参列する服装を、子どもの手持ち服から選んでみよう
1. 「お出かけするときの、よそ行きの服」をイメージしよう
普段、公園や近所へ遊びに行くような服ではなくて…
旅行やお出かけのときに着ていく「ちょっと よそ行きの服」をイメージしてみてください。


そうするとパジャマやジャージ、スウェット上下、サンダルという選択肢はなくなると思います。



フォーマルの場なので…
ラフすぎる格好は流石にやめておきましょうね…
2. 無地でモノトーン系が一番無難/なければ落ち着いた色を
派手な柄や、赤や黄色など 極端に明るい色の服を着てくる子どもは流石に見たことがありません。
上下とも黒系でまとめるのが一番無難ですが、
手元に無ければ落ち着いた色でもOK!


成人男性は白いYシャツを着用していますし、トップスは意外と白も良いと思いますよ。



男女共通なのは…
色は「モノトーン(白黒)か茶色系・寒色系・パステル系」
柄は「出来れば無地、または柄少なめ・シンプル」を選びましょう!
シューズについては後述しますね。
【男の子】 理想は「白のYシャツorポロシャツ、黒ズボン、落ち着いた色のベストやニット」


トップス:Yシャツ、ポロシャツ、Tシャツ、ニットなど
(無ければ無地に近いトレーナーも可)
ボトムス:長ズボンが多い(無地ならカジュアルパンツもOK)
・ネクタイはあってもなくても、どちらでもOK
・帽子が付いていない黒トレーナーなら落ち着いて見えますが、
フーディー(パーカー)は、カジュアルすぎるので避けた方が無難。
「おっ!」と思ったのは白Yシャツ(ネクタイなし)+茶色系Vネックセーター+黒カジュアルパンツの男の子。



とってもオシャレな男の子でしたよ!
でもフォーマルスーツより簡単に用意できそう!
【女の子】 理想は「白か淡色のブラウス、落ち着いた色のスカートorワンピース」


トップス:ブラウス、Tシャツ、ニット、チュニックなど
ボトムス:スカートが多い。ワンピースも◎
・お葬式でトレーナーを着ている女の子は少数派で、あまり見かけません。
・オフショルダーや へそが出ているデザインのシャツ、短すぎるスカートなど
肌の露出が多すぎるものは避けましょう。
・遊びまわる子はスカートの下にタイツやレギンスなどを履くと安心。



女の子は男の子よりもオシャレな服を持っていることが多いですね!
親御さんと相談して、自分で着ていく服を決める子もいるみたいですよ。
カジュアルになりすぎないようにだけ 気をつけましょう!
【(男女共通)靴下・シューズ】


理想は「なるべく無地の靴下」「黒か茶色の革靴」ローファーなどがあると◎
靴下:白・黒・紺色が鉄板/靴下を見えるように履くなら無地に近いほうが◎
ズボンで隠れるなら多少柄が入った靴下でも可です。
シューズ:履き慣れていて着脱しやすい、比較的落ち着いた色の靴
スニーカーでも大丈夫!出来れば黒や紺など落ち着いた色。白もOK!
大雨などの時は長靴を履いてきて、屋内で靴に履き替える子も。
それでも勿論OKですが、帰りに忘れないよう注意しましょう!
(靴の置き場所はスタッフに聞いてみましょう)



もちろん靴も落ち着いた色を履く子が圧倒的に多いですが…
正直、靴だけは少数派ながらピンクや緑など、色とりどり見てきてます。
汚れてなくて着脱しやすいなら、私はスニーカーでも良いと思いますよ!
(個人の意見です)
3. ズバリ、NGな服装はこれ!
- ①汚れていたり穴が開いている服や靴
②スウェット上下やサンダルなど「部屋着スタイル」 - ③靴下を履かずに裸足
④肌の露出が多すぎる服 -
だらしない格好は、老若男女限らずダメです!
ミニスカートの場合は、タイツ・スパッツ・レギンスなどでカバーしましょう。
裸足やサンダルは人の往来が多いところなので、万が一踏まれたら…という足の保護の観点から避けた方が◎
(足の骨折など、包帯で靴が履けない場合は除きます)
- ⑤歩くと音が鳴る靴やローラーシューズなど、玩具機能付きの靴
-
光ったり音が鳴るものは、お式の妨げになることも…
ハシモト特にローラーシューズは危ないからホントやめて!
(一度だけ遭遇したことがありました…)
人やモノにぶつかって、怪我や破損に繋がるよ!
4. もしもに備えて普段着に取り入れておくと慌てない!
「訃報」は、まさかのタイミングで突然やってくることも珍しくありません。
報せが来てから子供用の服をわざわざ買わなくても、
白いポロシャツ、黒のカジュアルズボン、ブラウス、ワンピースなど…
普段から白や黒系のトップス・ボトムズを各シーズンに1つずつ用意しておくと、
いざというとき助かりますよ!
靴は、ちょっとしたお出かけ用の革靴などがあれば なお良いですが…
普段革靴を履かないなら無理せずに、モノトーンや落ち着いた色のスニーカーでもOK!



「普段着の中に取り入れておく」ってことですね!
私はこれを勝手に「子ども服のローリングストック」と呼んでいます。
サイズアウトのタイミングで入れ替えましょう!



なるほど!
それなら負担なく用意できそう!
5. 季節により服装を調整しよう
- 夏の暑い時期
-
半袖OKですが、式場の中は冷房が強いことも結構多いです。
不安なら薄手のカーディガンなどの上着があると◎(忘れ物にならないよう注意!)
- 冬の寒い時期
-
天井が高い式場は、足元が冷えやすくなっています。
特に床暖房などが無い施設なら、タイツやヒートテックなど防寒対策も視野に入れましょう。
冬のアウターウェアは、式場入り口で脱いで預けることが多いのでデザインは気にしなくてOK!
普段、通園や通学で着ているコートやジャケットで大丈夫ですよ!



実は ↑ これ、大人にも該当します!
特に体が冷えやすい女性は、夏も長袖ジャケット推奨です!
お葬式は「フォーマルの場」であることを、大人も子供も忘れずに
ご葬儀は、亡き人を送るために心を一つにするところ。
そんな中で、胸元がぱっくり開いたセクシーな服やだらしない恰好、煌びやかな装いだと…
式中に故人へ思いを寄せたいのに、そちらが気になってしまいませんか?



だから私はお葬式のドレスコードがあるのだと
思っています。
多少の個性を出しても差し支えはないと思いますが、お葬式は自分を目立たせるための舞台ではなく
あくまで主役は亡くなられた方(故人)です。



大人も子どもも「お葬式での服装」を学ぶ新たな機会。
これも亡き人を通してご縁のあった教えのひとつです!
亡き人やご遺族に寄り添った服装で臨みましょう!