お祝いや節目、お葬式で頂いた花束。
また、お盆の季節になると仏花を飾るお宅も多いですね!
数年前、私も家族に頼まれてお盆の仏花を買いに並んだことがあるのですが…
その時に隣の主婦の方とこんな会話をしました。

そういえば…
切り花を長持ちさせる方法って、あるんですかね



あら!台所にあるアレを入れたらいいのよ!



えっ?!アレですか?!!
さらにお坊さんに話したら…
「さらに●●もプラスするといいよ!」とアドバイスが!
ということで…
今回は主婦とお坊さんの知恵による
「自宅にあるもので切り花を長持ちさせる方法」をお伝えします!



実際にやってみました!
【番外】切り花延命剤って?
ちなみに…
「切り花延命剤」という市販の製品もあります。
花束と一緒にもらえたらラッキー!
花瓶の水にこれを入れるだけでOKです。


でも家にあるかと言われると…ね……



延命剤がなくても大丈夫。
「家にあるもの」で簡単に作れますよ!
材料は、家にあるアレ!
花瓶とお花以外の材料はこちら!


- 台所用漂白剤(ハイターなど)
- 砂糖
- 水
…以上です!
✅台所用漂白剤
ふきんや茶碗の漂白などに使う定番。
今回はバクテリアなどの増殖を抑えてくれる役割があります。


ドラッグストアなどで安価で販売しています。
✅砂糖
お花の栄養補給係です。
小さじ1=砂糖3g なので、スティックシュガーが使いやすくて◎


✅水
お花の命の源!
通常の水道水でも充分ですよ。
切り花の長持ち方法、やってみた!
やり方も簡単です!


スパッと切れるハサミを使いましょう!
吸水する面積が増えるので、斜めに切り口を入れます。


こんな感じ。
あと、水の中で茎を切る「水切り」は茎から空気が入るのを防いでくれますよ。



写真は撮影のため水切りしてませんが…
より長持ちするために水切りはオススメですよ!


200mlあたり1滴、500mlあたり2~3滴くらいでOKです!
台所用漂白剤は、入れすぎると逆効果!
枯れるので気を付けてくださいね!


水200mlあたり小さじ1杯くらい。
スティックシュガーが重宝しますよ!



小さじ1=砂糖3gです!
特に砂糖は、よく溶かしましょう!


あとはここにお花を入れたら完成です!
ね?簡単でしょ??
果たして効果は…
初めてこの方法でお花を生けたら…



水だけのときよりも…
明らかに花の持ちが良くなりました!
環境や季節により異なるとは思いますが…
8月の暑い時期は「水だけよりはマシ」という程度。
うちでは長期間の延命はあまりできませんでした。
やっぱり暑さには敵わないんですね…
でも冬は段違い!
いつもより数日長持ちしていましたよ。
お花をもっと長持ちさせる方法
よく会う花屋さんから、もっと長持ちさせる方法も教わりました!
方法①水を毎日替える
水はお花の生命線!
毎日新しいお水を替えてあげると長く楽しめます。
方法②定期的に茎を切る|切り戻し
お花を生けて数日経つと…
茎の吸い上げ部分が悪くなってきます。


うちの場合はこんな感じで…色が変わってしまいました。
なので茎を定期的に切るようにしましょう。
これを「切り戻し」といいます。





切り戻しも本当は毎日するといいみたい
(私はしなかったけど…)


この「切り戻し」も、水切りがオススメですよ!
茎は斜め切りのほか、花の種類により様々な方法があります。
また上記以外にも長持ちさせる方法は沢山ありますので、気になる方は是非調べてみてくださいね。
【まとめ】お花を長く愛でて楽しもう
まとめると…
- 台所用漂白剤と砂糖だけで切り花は長持ちする
- 水は出来れば毎日替える
- 茎は水の中で定期的に切る


水替えや手入れはお花を愛でる醍醐味。
面倒に感じる方もいると思いますが…
無理なく簡単なら「やろうかな」って思えてきませんか?
花瓶に生けたお花を眺める時間を、少しでも長く楽しめたら幸いです。