【衝撃】スマホ片手の「ながら飲食」は人生損してる?!お坊さん直伝の『喫茶喫飯』で豊かな時間を過ごそう

現代人の多くが、食事中やカフェでの休憩中に
スマホを手にSNSや動画を閲覧している。

画像はイメージ|canvaで作成

恥ずかしながら、かくいう私もそう。
タイムパフォーマンス的にも、ついやってしまいがち。
「ながら飲食」は現代人の悪癖かもしれない…

しかし、その行為は…
実は人生の質を下げる可能性があるのだ!

目次

『喫茶喫飯』とは?

読み方は、『きっさきっぱん』

これは、食べ物や飲み物と
真摯に向き合うことの重要性を説く、
禅(ぜん)の言葉。

簡単にいえば…
食べる時に、ちゃんと見つめて感じてみよう
ということ。

例えば、温かいお茶を飲むとき…

✅ カップに触れたときの温もり
✅ 口に触れるお茶の温度や香り
✅ お茶が体に入っていく感覚

これらを意識して飲むと、
信じられないほど豊かな味わい
持っていることに気づくことができる。

私も忙しいと「ながら飲食」をする身なので
とてもよく分かるのだが…

口にしている食べ物や飲み物の味、香り、温度…
そしてそれが体に入っていく感覚は、
スマホを見ながらだと とても分かりにくい

おそらく…
ほとんどの人がスマホの画面に夢中で、
目の前の食べ物や飲み物と
真剣に向き合っていないのではないだろうか。

「それでは、あまりにもったいない!」

そう説いてくれたのは、やっぱりお坊さんだった。


すぐできる!簡単な方法

『喫茶喫飯』の実践方法は、とても簡単!

是非とも、いずれのステップでも
自分で感じたことを
心の中で実況してみてほしい。


STEP
まずはスマホから目を離し、食べ物を見てみる

色や盛り付け、器などを見てみよう。
何色が多いか、鮮やかさ、濃淡、光沢…
どんな食材が使われているだろう?

STEP
香りを感じてみる

甘さ、香ばしさ、爽やかさ、濃厚さ、芳しさ…
食材そのものの香りはどうだろうか?

STEP
ゆっくりと口に運び、味わう

とろける、歯ごたえ、もちもちなどの食感
甘い、辛い、旨み、苦み、酸味などの味覚
味の印象は?
濃厚さや香ばしさ、ジューシー、まろやか…
一口だけでも沢山の感覚が押し寄せてくる。

STEP
ゆっくり噛んで、飲み込む

食べ物がのどを通って
体に入っていく感覚を意識しよう。


これだけで、食事は劇的に変わる。

私もこのお話を聞いて実践してみた。

食べ物や飲み物の色、形、香り、
唇に触れたときの温度と感覚、
口に入れたときの食感、
そして噛み締めるたびに広がる味わい……。

お茶で例えてみると… ↓

「お茶の葉が開いてきて鮮やかな緑だ」
「優しい香りがする」
「少し温めだな」
「濃いめで渋みが出てきたけど、それも好きだな」

五感を研ぎ澄ませて食べ物と向き合うことで、
普段の食事が何倍も美味しく感じられた。

そしてびっくりしたのが…
いつもよりも 心もお腹も満足度がとても高く
食後も、より幸せな気持ちになれたのだ。

いつも実践せよとはもちろん言わないが
(私も常に実践はできていない…)
騙されたと思って、一度はぜひ試してみてほしい。

『喫茶喫食』を意識することで、
「ながら飲食」で失っていた豊かな時間に
あなたも気づけるかも…?!

ちなみにこんな効果も…

『喫茶喫食』を意識すると
咀嚼や食事の時間がゆっくりになるので…

健康やダイエットにも
効果があるかもしれない。

歯科助手の方から聞いたことがある。

「よく噛むことは、心身健康の第一歩!」

心も体も健康に近づいて
あなたの人生が少しでも
彩り豊かになったら幸いだ。

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この記事を書いた人

20代で葬祭業に就職。大切な人を送り出すという経験を通して、お葬式は悲しいだけじゃなくて温かい心遣いや深い愛情が詰まっていることを知りました。
現在は中部地方で葬祭司会のフリーランサーを生業としている40代。
お寺様方から聞いたお話やエピソード・葬儀に関するコラムなどを、肩ひじ張らずに気軽に読めるようなブログを目指しています。

詳しいプロフィールはこちらのリンクでご覧ください。

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